東京美術紙工 製本研修のご案内
製本工場で紙折からはじめる本作り体験、してみませんか?
平面の紙が3次元の「本」に変わる瞬間に立ち会う
本が本の形に成ってゆく過程をご覧になった経験はありますか?
伝えたい内容が表面に印刷された紙を、読書するのに相応しい立体物に仕立て上げる工程、それが「製本現場」です。
出版に携わっている方であれば印刷現場をご覧になる機会は少なくないと思います。
でも、2次元の紙が3次元の本になる過程である製本現場に立ち会う経験は、実は意外と少ないのではないでしょうか?
製本工程を見る機会が少ないワケは・・・
理由のひとつは、お取引されているのが印刷会社1本の場合、実際の製本現場は社外工場の場合が大半なので、印刷を行なっている同一工場内で製本までしている場面に触れる機会がどうしても少なくなるから、という事情によります。
本の「構造」を知り、「紙をコントロール」するために
出版に携わる関係者にとって、身近な様でいて実はなじみが薄い「本になる間際の現場」=製本工程。
本のプロである御社に、あなたに、「本の構造」や「紙をコントロールすること」について実感を持って理解いただき、理想的な「本」を生み出していただけるよう、東京美術紙工は「製本研修」をご提案させていただきます。
研修の基本メニュー
1.レクチャー:本のしくみ
2.工場見学:機械製本の実際の稼働中ラインを見学
3.手製本体験:丸背上製本を手作業で1冊仕上げていただきます
4.作品品評会:出来上がった作品を題材に美しい製本のポイントをお伝えします
※昼食をはさんで約6時間のコースです
こんな方々のお役に立ちます
1.出版社・・・・・・編集、製作の方はもちろん、営業や経理の方、流通部門の方、経営職の方
編集・企画プロダクションの方も
2.取次会社・・・・営業の方、仕入部門、企画部門、広く事務部門の方々 流通部門の方、経営職の方
3.書店・・・・・・・・本そのものに興味のあるすべての方
4.図書館・・・・・・本そのものに興味のあるすべての方
5.著者・・・・・・・・ご自身の本がどんな形で世に出るか最後まで気になる方
6.デザイナ・・・・書籍装丁される方
7.学校・・・・・・・・図工・美術や総合学習、の一環として
8.その他・・・・・・本好きの熱烈読書家の方々 新しいクラフトワークをお探しの方
会場:東京美術紙工協業組合(東京都板橋区舟渡3-28-19)構内
催行人数:5名以上30名以下(応相談)
研修費:お問合せ下さい
現在、新型コロナ禍の状況を鑑み開催を見合わせております。
研修再開は当ホームページにてご案内致します。
本格的な上製本そのままの構造のミニブックをひとりで作れる製本キットKURUMIはこちら。